町田樹さんの『ドント・ストップ・ミー・ナウ』は誰の曲?
イギリスの偉大なロックバンド、QUEEN(クイーン)の曲よ!
2010-2011、2011-2012シーズンで使用した『ドント・ストップ・ミー・ナウ』は、荻山華乃さんによる振り付けで、町田樹さんが真面目で冴えない(?)学生を演じます。
1曲がミニドラマのように展開し、中盤では激しいエアギターを披露するなど、会場が大変盛り上がるエキシビションプログラムです。
ギターをチューニングする仕草が入っていたり、と凝った振り付けが素敵ですよね!
この曲はロック界で絶大な人気を誇るQUEENの楽曲ですので、CMやテレビ番組で耳にする機会が多くあるかと思います。
しかし「ロックが大好き!」という方でないとあらためて聴くことはないのでは?
そこでおすすめしたいのが映画『ボヘミアン・ラプソディー』です」!
- QUEENのことは良く知らないけど『ドント・ストップ・ミー・ナウ』が気になる!
- 町田樹さんが使用した映画音楽の原作を動画配信で楽しみたい!
せっかくですので、QUEENの歴史も楽しみながら、町田樹さんのプログラムの観かたを深めましょう!
『ボヘミアン・ラプソディ』の見どころ
2018年公開
- ゴールデングローブドラマ賞受賞、主演のラミ・マレックが主演男優賞受賞
- アカデミー賞では主演男優賞、編集賞、録音賞、音響賞の4冠を獲得
世界中にファンの多いバンドですので映画自体に賛否両論もあったようですが、主演のラミ・マレックには格別の評価があり、さまざまな映画祭で主演男優賞を受賞。
劇中の音楽は原則、QUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーが実際に歌ったものを使用しているそうです。一部にラミ・マレックが歌ったもの、またQUEEN公式コピーバンドのマーク・マーテルという方が歌った場面もあるそうですが、違和感は全く感じられず、全編通して「マレック=フレディ」として引き込まれていきました!
ギタリストのブライアン・メイをグウィリム・リー、ドラムのロジャー・テイラーをベン・ハーディ、ベースのジョン・ディーコンをジョセフ・マゼロが演じます。
映画の冒頭、むくりと起き上がり咳き込むフレディ。ひげを整え、ライブ・エイドという大規模なイベントに向かいます。会場でスタンバイしたQUEENの出番が来ると、ステージ裏で慌ただしく動き回る人々の間を抜け大観衆の待つステージへ・・・!
フレディが革ジャンを脱ぎ、まっすぐ向かっていくスローモーションの後ろ姿にゾクゾクしました・・・!
ライブ・エイド(LIVE AID)は1985年アフリカ難民救済を目的とした20世紀最大のチャリティーコンサート。
スティング、フィル・コリンズ、ポール・ヤング、U2、デヴィッド・ボウイ、ザ・フー、エルトン・ジョン、ワム!、ポール・マッカートニーなど、名だたるアーティストが参加しました。
そこから時はさかのぼり、ヴォーカルのフレディ・マーキュリーのルーツに関わるシーンが切り取られます。
そして物語の開始8分、若き日のフレディが、ギタリストのブライアン、ドラムのロジャーと出会うシーン。QUEENがこれから時代を駆け抜けていくであろう未来を予感させるエピソードが観られます!
このシーンを観たMONOの母(70代)が、一気にQUEENにハマってしまいました!
世代を問わずに虜にするQUEENの凄さがわかったよ~
「ロック」とひとくくりにしてしまって良いのか。さまざまな音楽性と選ばれたメンバーによる数々のヒット曲。
ペルシャ系移民という生い立ち、容姿のコンプレックスや自身のセクシャリティに気づき苦悶し、成功の裏で破滅に向かってしまいそうな展開も。
劇中には有名な『WE WILL ROCK YOU』や、ライブ・エイドのシーンでは、映画タイトルになった『ボヘミアン・ラプソディー』から始まり、『RADIO GAGA』や『伝説のチャンピオン』まで、熱狂に満ちたライブ映像の再現が楽しめます。
『AY-HO』では観客とのコール&レスポンスで、フレディが右腕のこぶしを天に突きあげながら発したロングトーンは鳥肌もの!
QUEENに詳しくなくても身体が自然にノリノリになってしまう!
そして『ドント・ストップ・ミー・ナウ』はエンディング・ロールで、フレディのその後や、実際のQUEENの映像とともに流れます。
エンディングの最後まで観る価値のある映画ですので、ぜひぜひチェックしてみてください!
【他にも!】町田樹さんがプログラムで使用した映画音楽の原作を観るには
町田樹さんがプログラムに使用した映画音楽は主にコチラ↓
2014-2015 | ショートプログラム(2004年) 『ラヴェンダーの咲く庭で』 イギリス、コーンウォールの美しい漁村で暮らす初老の姉妹が、嵐の後に現れたバイオリニストに心を惹かれていく物語 |
2010-2011 | フリースケーティング 『ロシュフォールの恋人たち』(1966年) フランスの港町が舞台。双子の姉妹が織りなす恋愛模様が描かれます。双子の役は、カトリーヌ・ドヌーブと実際の姉が演じたそうです! |
2010-2011 | フリースケーティング 『カサブランカ』(1942年) 「君の瞳に乾杯」という名セリフはこの映画から!第2次世界大戦下のモロッコが舞台。 |
2010-2011 | フリースケーティング 『レジェンド・オブ・フォール』(1994年) ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンスが共演!第1次世界が背景の切ない物語 |
2010-2011 2009-2010 | エキシビション 『ハッピーフィート』(2006年) 皇帝ペンギンの世界を歌やタップダンスで楽しく描く、長編アニメ! |
2004-2005 | フリースケーティング 『座頭市』(2003年) ビートたけしが監督・主演を務め、時代劇でありながらタップダンスを取り入れる新しい演出が話題になりました! |
どこで観られる?主な動画配信サービス一覧
Netflix | U-NEXT | dTV | Amazon プライムビデオ | ABEMA | Hulu | |
『ラヴェンダーの咲く庭で』 | × | × | × | × | × | × |
『ロシュフォールの恋人たち』 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
『カサブランカ』 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
Netflix | U-NEXT | dTV | Amazon プライムビデオ | ABEMA | Hulu | |
『レジェンド・オブ・フォール』 | × | 〇 | × | 〇 | × | × |
『ハッピーフィート』 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × |
『座頭市』 | × | × | × | × | × | × |
『座頭市』はTSUTAYA DISCASでのみ配信。また、さまざまなスケーターが使用してきた『ラヴェンダーの咲く庭で』は残念ながら動画配信サービスでの取り扱いがないようです。
『ラヴェンダーの咲く庭で』はストーリーも音楽も素敵でとっても気になります!DVDが観られる方はぜひチェックしてみてください!
MONOさんはDVD持ってないもんね・・・
(〃°▽°〃)
まとめ
- 映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、さまざまな動画配信サービスで楽しめます!
- 町田樹さんのプログラムに使われた原曲映画を満喫するなら、U-NEXTやAmazonプライムビデオを利用してみてはいかがでしょうか?
映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、町田樹さんの『ドント・ストップ・ミー・ナウ!』をより楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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